
優秀な高麗人参製品選びに必要不可欠なのは「高麗人参に関する正しい知識」が第一に挙げられます。
そこで、ここでは知っておいて損はない最低限の知識と情報のまとめをわかりやすく紹介していきます。
多くの人がこの部分を知らずに、商品選びに取り掛かってしまうということから意外に知られていない情報も沢山あるかも知れません。
そんな時は、しっかりと情報を吸収して製品選びの為の糧にして下さい。
まずは、高麗人参の植物的な側面での概要や特徴を紹介していきます。 その後は、歴史や補気などについてご紹介していきます。
それでは早速、どんな植物なのか? その点にズームアップして基本的な知識を抑えていきましょう。
高麗人参はウコギ科の多年草であり、 別名「オタネニンジン」とも呼ばれている薬用植物です。
原産国は韓国を中心とする朝鮮半島や中国などの地域ですが、 現在では日本をはじめ、米国などを含む世界各国で注目され、 栽培が盛んに行われていて非常に人気があると言えるでしょう。
緑黄色野菜のニンジンはセリ科の植物であり、全く関係ありません。 むしろ、オタネニンジンの姿に似ているということから、 「ニンジン」という名前が付いたという説もあるようです。
オタネニンジンの形は非常に特徴的で、 実際のところはニンジンと一目で区別出来るほど異なります。
食用に用いられる主要な部分である根がヒトの姿に酷似していたので、 「人参」という漢字が振り当てられたとも言われています。
古くは摂取する際には煎じて「高麗人参茶」にするのが一般的でしたが、 最近ではサプリメントが主流となっており、栄養価や利便性の面から見ても非常に優れた製法が誕生したと言えます。
サプリメントの製品としては「高麗美人」が代表例として挙げられます。
○歴史を紐解く!
初めて高麗人参が歴史に登場したのは今から2000年ほど昔、 中国の医学書に記載されたのが始まりでした。その頃は、 山参と呼ばれる天然の高麗人参を収穫していたので、今より 希少な存在だったと考えられます。中国の秦の始皇帝も、 これを愛飲していたと言われており、当時はそういった王侯 貴族にしか縁のない高級な漢方薬だったと考えられます。 日本に伝来してきたのは奈良時代で、栽培に成功したのは、 それから千年後の江戸時代になってからでした。これは栽培 の難しさが大きな原因だと言われています。
○有効成分はサポニン
これは後述する<成分編>で詳細に解説しますが、高麗人参 の代表的な配合成分のひとつとしてサポニンという栄養素が あります。この成分には血液を促進させたり、血圧を調整し たりする機能があり、結果的に美容や健康に非常に大きく 貢献するという事で知られている優秀な栄養価です。 その為、サポニンが豊富に配合されている製品ほど優秀だと 判断することが可能で、その条件をしっかりと頭に入れておく という事が効果を最短で実感する為に必要な重要なポイント になってくると考えられます。
○補気で身体元気!
中国では高麗人参に「補気」という働きがあると考えられて います。この補気という働きは漢字から何となくイメージ することが出来るように、ヒトの身体のエネルギーを補うと いう意味を持っています。これによって内臓をはじめとする 身体の各部の調子を高めることが出来ると言われています。 分かりやすく言えば、体力の回復や精力の向上、スタミナの アップなどに大きな効果を発揮することが出来ます。 免疫力をアップさせて風邪やインフルエンザを防ぐという 作用も補気によるものと言えるかも知れません。
高麗人参は不老長寿の薬・万能薬とも言われている優秀な薬草です。 だからこそ、その中でも効果を実感しやすいものがどんなものなのか… その点をしっかりと把握しておく必要があります。
ポイントは【サポニンが豊富なものを選ぶべし!】という事。
では、サポニンとは一体どんな栄養なのでしょうか? 次のステップでは高麗人参の薬効の鍵を握るサポニンを解説します!