
高麗人参は、たくさんの効果・効能があり、日本でも民間治療薬として、昔から大いに使われてきました。 高麗人参は、薬草として、とても古い歴史があります。 高麗人参の効能は、医療から美容分野まで、広範囲に及んでいます。
病気の予防や改善にも優れた効果を発揮していますが、反面、副作用が心配です。 高麗人参は、植物の多年草で、含まれている成分も天然成分です。 薬でないので、心配するほどの副作用はありませんが、体質や体調によっては、服用を控えたほうがいい場合があります。
たとえば、アレルギー体質の人や高血圧の人は、服用を控えたほうがいいです。 高麗人参は一時的ですが、血圧を上げる作用があります。 ですから、血圧が高い人は、服用するのをやめておいたほうがいいです。
アレルギー体質の人は、まれに、皮膚にかゆみや発疹や赤みが出たりします。 食欲がなく胃がつかえる人も服用を控えたほうがいいです。 熱があるときも飲まないほうがいいです。動悸が激しくなります。
化膿性の炎症があるときも服用しないほうがいいです。 できものがひどくなります。 高麗人参は、天然成分でできていますが、多くとりすぎると、不眠、動悸、頭痛などの症状が出ることがあります。
高麗人参の有効成分、サポニンは、人の健康にとって、とても良い効果をもたらすことがわかってきました。 それと同時に、サポニンの中に、人にとって良くないことを起こす成分が入っていることも、最近の研究で明らかになりました。 たとえば、サポニンの中には、精神を落ち着かせる物質がありますが、それに反して、中枢神経を刺激して興奮状態を引き起こすものがあることやコレステロールや中性脂肪の生成を促す作用があることがわかってきました。
つまり、不眠症、神経の疾患がある人や病院で、高コレステロール症といわれている人は、高麗人参の服用を止めておくか、服用するときでも、かなり注意することが必要です。
また、サポニンには、造血作用がありますので、多血症の人も高麗人参の服用には注意することが大事です。