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粉末高麗人参でピンチを乗り切った

私は浪人しているのですが、その浪人時代はかなりの貧血でした。
今思えば、勉強に気持ちが偏り過ぎて、食生活がおろそかになっていたり、睡眠時間がたりていなかったりという理由が思いつくのですが、当時は「この貧血はどこからくるんだろう」と考える程度でした。
しかし、1月に控えるセンター試験を前に、ストレスによって貧血がパワーアップ。
ちょっとしたときにめまいを感じるようになりました。
朝起き上がった時、階段を上っているとき、果ては勉強中にも。
さすがにこれはまずいのでは、と思い病院へ行きました。
ところが、体自体は健康で、病気になっているわけではないという診断。
そのことを友人に相談すると、「漢方の先生を紹介してあげる」と言われ、漢方薬と出会ったのです。
まず処方されたのは貧血に効くとされる漢方のお茶(内容ははっきり覚えていませんが何種類かの漢方薬をブレンドしたもの)と高麗人参の粉末薬でした。
お茶は、貧血を解消するためということで、毎日飲むよう言われました。
何とこのおかげで貧血の回数がぐっと減ったのだから驚きです(精神的に安心できたというのもあるかもしれませんが)。
漢方薬のお茶の葉を市販のティーバックの中に入れてお湯を注ぎ、それをそのままぐいぐい飲んでいました。
ちなみに、苦さと独特の香りが苦手で、最初は飲んでは休みを繰り返していましたが、次第に慣れてきて、普通に飲めるようになりました。
体にも合っていたようなので、この漢方のお茶は、大学に入ってからも半年以上は飲み続けていました。
風邪もひきにくくなり、個人的には効果がありました。
さて、こうやって書いていると漢方のお茶だけで貧血が解消したようですが、実はまさにセンター試験前日にトラブルは起きたのです。
センター試験を目前に迫った前日。
何か甘いものが食べたくなり某ドーナッツショップに足を運んだ私はショーケースを見ているうちに吐き気に襲われました。
そのうち、立っていられないほどのめまいがしてきて、その場に座り込んでしまったのです。
おそらく、試験に対するストレスと緊張により、派手な貧血を起こしたのだと思います。
店の片隅のテーブル席に座りとりあえず休んではみるものの、一向に治る気配がなく、「救急車を呼ぼうか」と考えたとき、手元に粉末の高麗人参があることを思い出しました。
藁にもすがる思いで粉末の高麗人参を一気飲み。
後からもう一度飲んでみたら苦くて苦くて飲み込めなかったのですが、不思議とこのときには甘く感じました。
それから待つこと数分。
スッと気分の悪さがとれ、気づけば楽になっていました。
何事もなかったかのような変わりぶりにビックリしましたが、本当にうそのよう治ったのです。
それから、ドーナッツを食べても夕食を食べても問題なし。
一応試験に備えてもう一度粉末の高麗人参を飲み、当日を迎えました。
結局、それからここまでひどい貧血になったことは今日までありません。
テストも無事に受けることができました。
あのとき、手元に薬がなかったら救急車だったのだろうかと思うと、いまだにひやっとします。
高麗人参の効能は実はよく知らなかったりするのですが、あのとき自分を助けてくれたので、いまだにお守りのように粉末の薬は持ち歩いています。

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